この時期、私たちは学校訪問をします。
どこの学校でも、悲しい今回の事件の話が出ます。
私たち、教師が何かできなかったのか。
私たち大人が何かできなかったのか。
中学校で、彼らと関わった教師は泣いていました。
高校で、彼らと同じ年齢の生徒に向き合っている先生方も
どうしたらいいのかと悩んでいます。
小学校で彼らと過ごした先生も
泣いていました。
でも、やはりつらいけど、きちんと
事実に向き合うことは大切です。
彼らの苦しみとつらさを
私たちは心に受け止めることは必要だと
思うのです。
この最後の選択をさせてしまったのは、
まぎれもなく、何かあるのです。
「話してはいけないのです」と
大きな戒厳令が引かれています。
それでもこのままでいいのでしょうか。
受け止めるには、大きな覚悟は必要です。