NPO法人 ゆずりは学園のブログ

12年前、まだフリースクールの名前が、今日ほど知られていない時でした。「子どもたちの通う権利」を守るために始まったフリースクールです。その時から、多くの支持者、賛同者がこんなにも見えて、今私たちのフリースクール、ゆずりは学園が成り立っています。森のスクールも毎年約100人ほどの人の手が必要です。機械の入らない頂上までの650メートルの整備、今回のように台風が来るたびに、スタッフ総動員で、山道の整備にかかります。昨日も20メートルくらいの大きな木が、25号台風で倒れていて、その木の後片付けでした。その木を使って、10年前に作った橋を壊し、新しい橋を作りました。
また台風が来ます。里山整備は大変です。でも、こうして多くの人々に支えられているゆずりは学園は、今107名の子どもから青年が通っています。12年前は2人から始まって、その子たちも大学を降りて、活動しています。「子どもたちの権利」を大人が守るのは、とても大切、必要です。「人権活動」の講演にはよく招かれるようになりました。来月はあま市に出かけます。

 私たちだけでは出来ないこうした学園運営も、時にはくじけそうになる時も、こうした多くの人々の気持ちがあるからこそ、続けていけると思います。