5時15分、パパさんが迎えに出かけました。軽トラックで行きました。捻挫が軽いようなら、会社からの帰りは自転車です。

しかし、パパさんは、怪我をしたなら、最初はきちんとしないと長引くと言っていたから、多分送り迎えをするでしょうか。

メールをしても、返事がないから、電話しました。

「起きています」

 

私が73歳、パパさんは、70歳と6日。そう無理は出来ない年齢になりましたね。

今日木曜日は、ゆずりは学園地域のごみ捨ての日。

昨日、彼の部屋に行ったとき、大きな生活ごみの袋、何日分?の45リットルが冷蔵庫の前に。

パパさんが部屋から持って、出ようとすると

「あ、俺がやります」

 

はい、そうなんです。口はいいのです。でも、実行しないから。

「ありがとうございます」のことば、私には聞こえたけど、階段を降りていくパパさんには聞こえなかったと思います。

 

親からの虐待。

誕生日でも、家族からはお祝いされたことがないと言っていました。

「他の家族は外食に行くよ」「でも、俺は家族と一緒に行くと、けんかになってしまうから」「誕生日なんて、祝ってもらうことはない」

多重人格、親からの虐待が多いと本にかいてありました。

 

一緒にいたもう一人の少年。

今は行政のグループホームに保護されて、夜間高校にも通い、元気にやっています。

彼も親からの虐待、暴力に苦しんできました。だから、その兄も一緒に保護されています。

田原市は、まだ十分な施設がありません。

 

少年たちが生きようと頑張っています。

虐待の中から、外に向かっています。

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