もうすぐ小学校の3年生から英語が必修になります。小学校の先生は英語を教えなければなりません。英語は楽しいという印象を子ども達に教えてほしいと思います。

 たぶん、どこの教育委員会も外国人を先生に日本にもっと呼び込むようになりますね。

アメリカでも日本人の日本語教師が一番給料が高いのと同じくらいに、大学を出て、英語が話せるだけのアメリカの若者が30万円以上の給料をもらっていたのは、もう20年前からです。だからこれからは、もっと多いのかもしれません。ただ、私が言いたいのは給料の問題ではなく、英語の楽しさを教える外国人の若者が必要だと言うことです。

 ネイティブの先生は教科書をただ読むだけの機械であってはいけません。だって、かれらの多くは日本語が話せないのです。他人を頼ってはいけません。小学校の先生方は日本語が話せます。だったら、大丈夫です。

 日本人であって、日本語が話せるのですから、日本語と英語の違いを考えながら、教えていただくといいと思います。どこまでできるか分かりませんが、少しずつ楽しく英語の世界に入ってきてほしいと思います。

 まず、形容詞の世界から。

そう、明日からでも教室で使えると思います。

日本語で「・・・い」と付く言葉さがしから始めてみてください。

 小さい、大きい、広い、狭い、長い、短い・・・

子ども達はもっともっと言葉を発言します。それを黒板に書いていきましょう。

1時間の多くをまず日本語からスタート。そして、いよいよ、それが日本語の形容詞と言うことを教えて下さい。それを英語に変換させましょう。来年から全部のこどもにタブレットが配布されます。そしてら、そのタブレットを使って、自分の見つけた形容詞を英語にさせてみましょう。

次は主語です。・・は小さい ・・は大きい ・・は広い ・・は狭いというように文を作って行って

ください。この主語は名詞です。これも子ども達は喜んで自分の言葉で作ります。これが英語を自分のものにするまずスタートになります。

ただ、自分を主語にするのは気をつけてほしいです。なぜなら、私は大きい、私は小さい、私はと言う文を作ると、体型へのいじめに発展する可能性がありますので、主語はまず名詞の世界で、いくのが無難です。まず主語は代名詞ではなく、名詞にしましょう。

 動詞がないと文になりません。

次に教える段階は

  この箱は小さい という文を子どもが作ったら、もう少し丁寧な日本語で言えるかなと授業を進めてみましょう。すると子どもたちは、「この箱は小さいです」と「です」を付けます。そこを大切にしてください。この「です」が英語では、be動詞です。be動詞は5つあるだけです。

です、でしたと現在と過去 is am are was wereの5つ。

 この箱は小さいです  This box is small.

 この箱は小さかった  This box was small.

文の最後にはピリオドを付けるというのもここで教えてください。

小学校の3年生です。この形容詞からの授業だけで、多分4月から7月、その期間に名詞も形容詞もたくさん知って、英語を楽しませてください。

文科省の小学校用の教科書も作成に入っていると思います。楽しい日本語から英語にというシステムになっているといいのですが。

 また次回に私ならこう教えたいなの授業案を書きますね。小学校の先生方、頑張って下さい。