高校の部の卒業式から7日目。
明日は小学校・中学校の部の生徒の卒業式です。
お母さんが「学校の卒業式、先生が来てほしいと電話があったよ」
子どもは「行かないよ。ゆずりはの卒業式があるもの」
学校では、いろいろなことがありました。
毎日のように、欠席連絡を求める学校もあります。
教材プリントを、何時までに取りに来てほしいと指示があります。
「ママさん、僕は働いているのです。そんな時間はまだ会社です」
毎日、学校で配られるプリントは、まとめて取りに行くことにしましたが。
先生は「私が暇な時間に取りにきてもらうと話ができるのです」
保護者は「先生は暇でも、僕は暇ではないのです。」
新入生の書類提出で、今日も一組の親子が来ました。
足らない書類があり、お母さんが「さあ、ドライブだよ。急いで家にもどるよ」と掛け声。
２時間後「ただいま」とにぎやかな家族の声。外は、もう夕日が沈む時間になってしまいました。
「おかえりなさい」とママさん。
また、新しい家族が入ってきます。
丁寧に、温かく、もうひとつの家族として、迎えます。
そして、明日は、別れの時。
フリースクールの教室が華やかな卒業式会場になりました。
