いじめはなくならないといつも思います。理不尽さが目立つこのごろです。社会が乱れていることが目立つこのごろです。親が虐待で子どもを殺す事件もありました。

 ただ、今回のような教師が教師をいじめるのは、異常です。

生徒を良い方向に持っていくのが、教師であるべきです。その教師が、それも一人の先生や自分より若い後輩の教師に、いろいろないじめを行っていることは、どうにも考えられないことです。

何が根底にあったのでしょうか。何がこんな陰湿ないじめになってたのでしょうか。研究授業などもあったことです。先輩の先生の授業から、学ぶこともあったはずです。また校長先生が何の支援もなかったのでしょうか。またわからなかった?ありえないことです。職員会も行われています。そこでも微妙な発言、意見、表情など、校長先生、教頭先生などいつも先生方の表情をみていたはずです。車の上に乗って、へこませている写真も出ていました。

ましてや、学校内でのカレー事件ですよね。他の先生方は見たり、知ったりする機会はなかったのでしょうか。知っていても誰も言わなかった?

 不思議なことばかりです。また生徒たちはこうした異変は気づかなかった?これもありえないのです。子ども達は先生のことをよく見ています。先生の微妙な変化をみているはずです。

放課には、子ども達は先生の周りに集まってきます。当然、何かあったら、子ども達は大好きな先生のことは一番思っていてくれています。だから、今回の教師による教師へのいじめは、環境を考えても、学校と言う場所を考えてもあり得ないことばかりです。

 昔は、関西電力のケースのように、一人の人が全部人事をやっていました。まあ、今でもないとはいえないかもですが。それにしても底の深い、見えない悲しい事件です。