今回のよみうり子育て応援団大賞の授賞式に行ってきました。読売新聞社取締役の安達 新氏のご挨拶から始まり、表彰式が行われました。その記事は私たちの愛知県では記事のみの掲載でしたが、ネットニュースや大阪関係の新聞には表彰を受ける時の写真も掲載されています。京都大学の名誉教授で選考委員長の子安増生先生、恵泉女学園大学の学長の大日向雅美先生、関西大学の山縣文治先生、ノンフィクション作家の吉永みち子氏などと、直接お話しを聞くことができましたことが何よりも貴重な大切な時間でありました。

 本来ならば、不登校の数は減少になってほしいのに、ますます増えている現状を多くの方が言われていました。

 学校現場での問題で、こうした子ども達、先生方を苦しめてしまう面も多くあります。

このごろNHKなどでも多く取り入れられている「発達障害」も、まだまだ学校現場で適切な対応がなされないことも多くあります。理解されにくいことが多くあり、簡単に解決できる問題ではないですから難しいです。

 でも、今回の受賞を受けて、私たちがこうした課題にもっと他の方法での情報発信をすることで、昨年の全国の不登校者数、16万4528人との文科省の報告、その中のフリースクールに通う子どもは、約4600人とも。教育機会確保法が成立しても、まだその活用はわずかです。この小学校、中学校の時代に学ぶことのできる機会を増やしていけるといいのに思います。

 「ゆずりはの森から」の機関誌も私達が向き合って寄り添ってきた子ども達、親の生き方が書かれている「ノンフィクション」です。その時その時の心の動きです。いつか、こうしたことが困っている人の解決の光の方向になればと思っています。今回の副賞で、この機関誌を1冊の本にまとめたいと思っています。そうしたことも踏まえて、さまざまな出会いの方々に深く感謝いたしています。