2001年5月、自宅から始めた発達障害親の会。毎月第2金曜日に開催してきました。そして、2019年3月10日、第200回を迎え、ゆずりは学園の会場から、田原中央図書館のグループ研修室に移し、遠くからの方が少しでも近くになりました。また毎月を奇数月の第3金曜日にしました。ただ、なかなか研修室が図書館の奥にありますので、迷い後になってしまいます。看板はないのか打診しましたが、ないそうです。また周知されていないので、広報も考えなければなりません。無料ですので、気軽に来てくださればいいと思います。

 集団生活が難しい、大きな音が苦手、寒暖の差がよくわからない、当たり前がわからない、ふつうってなんだ、いつも自分が正しい、悪いのは他人、あいまいなことばが苦手、プライドが高い、面倒だと逃げる、興味あるものはやるけど、興味のないものはしない、転職を繰り返す、時間、量がわからない、ぎりぎりまでやれない、出来るというけど、自傷行為、親が憎い、子どもが愛せない、人の目が怖い、親が作った料理は食べない、家族が食べる音がいや、だから一人で食べる、ドアノブは触れない、こだわりを他の人が理解してほしい・・など実にさまざまなテーマで開催してきました。発達障害と分からないまま大人になって苦しんでいる人もいます。まだまだ周知されていないこの素敵な個性への対応です。同じ対応では効かない複雑なケースばかりです。

 教育機会確保法が成立したのにもかかわらず、フリースクールに通っていても、まだ出席と認めない学校もあります。不登校の生徒が16万を超え、予備を入れたら33万人、学校現場も、まだまだ大きな成長がありません。

 一番情報が欲しい人に情報を届けるには、課題がいっぱいです。次回205回親の会は、来年1月17日 金曜日に行います。解決方法が見つからない課題ばかりと言うのは情けないですね。