卒業資格取得、おめでとう。次のステップに進む君たちに。

 中学の現場にいた時から、生徒から保護者に花束を贈る卒業式を行っていました。ですから、かなり長くこのような卒業式を行っていたことになります。

 ゆずりは学園を設立してからも、毎回生徒が証書を受け取ると、そのまま生徒は花束を持ち、席のお母さんやお父さんに花束を渡します。その時々の母と子の、子と父の一瞬ではありますが、対面の時間でもありました。

 今回は、在校生の出席も、ありません。またもうすでに参加を表明してみえる来賓の方がたに、欠席のお願いを始めました。思い出メモリーも時間を短く、また証書も代表者に渡すことにしました。この卒業の日を迎える時には、全国の小学校、中学校、高校の臨時休校に入るとの政府の発表もあったことから、日本全国が今までと違う式典になっていると思われます。

 いろいろな生徒たちがいます。一人一人がそれぞれの道に向かって、旅立ちの日を迎えます。

一度しかない人生です。ゆずりは学園での、カヤック体験、AED学習、学園祭、医科大学生による性教育授業、社労士の基礎知識、1000人規模の海岸清掃、夏のキャンプ、全国ボランティアNICEの若者達との交流タイム、クリスマス会と多くの体験学習と地域の人々との交流体験。

体験学習は大切だと思っています。多くの体験が、社会で生きることを願っています。

卒業、おめでとう。ゆずりは学園から、今年は35人、社会に出ていきます。