近くで、実際に起きてしまった高校生の自殺。

その解決の方向性はまったく見えていません。

彼女たちが山に向かって歩いているのを部活中の生徒が見ています。事件の2日後の月曜日に開かれた全校集会では、

生徒たちの情報を口外しないようにと言うことだったようです。

 

周りの生徒たちもまた大人の人も、

「いじめで自殺します」という彼らの最後のメッセージも

今、闇の中に潜ろうとしています。

 

いじめはなくならないです。

 

なくならないけど、減らすことはできるのです。

ただ、過去のこうした事件で、

学校サイドの対応は、自己保身に走ることがあります。

「遺族の心を考慮して」

でも、やはり、いじめがなければ死ななくてよかった命です。

 

担任の先生、部活の先生、先輩、同級生と小さな市の

あちらこちらでいろいろな形で出ています。

私は、今回も生徒たちに命の大切さを話しました。

先週の土曜日に保護者の方からも

「先生、命の授業をしてください」と言われました。

本当に、大切なことです。

 

森に光を当てるために、木の伐採をしました。

丁寧に、のこぎりで今まで生きてきた木を伐りました。

木も命があるのです。

人間の命です。子どもの命です。

大人がすべきことは、本当にあるのです。

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