スマホ・ネットゲームからネイチャーゲームへ

今回、私たちが立ち上げた、依存症とまで進んで、学校や会社に行けなくなっている子どもたち、青年の

社会という世界への復帰、人間性の回復を考える解決プログラムを企画して、第1回の交流会を立ち上げた。

全国の不登校の生徒は、約19万人以上。

全員がゲーム依存症にまで、進んでいるわけではない。富山大学の山田先生のアンケート調査は、日本でも

珍しいくらい、それでも早期対策をしないと、コロナ禍でますます増え続けているのは、事実であることを証明

している。

 ゲーム会社に勤務していた人が、まずゲームの魅力を話してくれた。

成功体験の魅力。

成績が上がっていくと、褒美が出る。毎日参加、毎週参加、1か月参加。

勝てないゲームはしたくない。勝てば褒めてくれる。参加すれば参加するほど、成功への道が開ける。

現実では、走っても負けてしまう陸上競技・・でもこのゲームの世界では、勝つことが出来る。

この、仮想の世界では、現実では得られない成功体験があり、そしてご褒美があり、人に認められる時間、空間がある。

 

学校では、成績が運動能力が高い子どもたちは認められる。

家でも、頭の良い兄弟は褒められる。

認めてほしい、褒めてもらいたい・・自分の存在を認めてほしい。子どもたちの心の叫びがゲームの世界では可能にしてくれる。

 

まずは、来年1月30日日曜日に、家族、保護者向けの相談会を開くことが決まった。

子どもたちをまずは理解してもらうことから、スタートを切ることに決まった。

精神科医、大学教授、臨床心理士、異業種の専門家など、多くのアドバイス、協力を得ながら、ゆずりは学園のネイチャーゲーム

への招待を考えていきたい。仮想世界ではなく、現実世界で認められる喜びを子どもたち・青年に成功体験としたい。

 

やっと、今年の最後のイベントが終わった。2022年、どのような子どもたちに会えるのだろう。

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