一般社団法人ひきこもりUX会議から出版されたようです。

自分に対して、まじめであるがゆえに、苦しむ若者が多いです。

先日も、一人の若者が学園に来ました。

「今、仕事に行けなくなりました」と言いました。

新しい人との対人関係が苦手です。短い時間ですが、話しました。

「エネルギーをもらいました。がんばります」と言って、帰って行きました。

 

「15年ぶりです。先生お元気ですか?」と、また来客がありました。

フリースクールの初期の保護者の方です。

結婚しましたとの報告でした。まだ、通信制高校の部を持っていない時の子どもさんです。

修学旅行に連れて行った時の思い出とか、新幹線の中でのこととか、15年も前なのに、

鮮明に思い出されます。大きな会社に勤めているとのこと。

今は、幸せに暮らしています。

当時、少しの間、学校に行くのがつらかっただけです。

そのわずかな時間の居場所があれば、子ども達は本来の自分になって、社会に出ていきます。

不登校から、ひきこもりにしてはいけません。

 

先日の土曜日の「ひきこもり先生」 本当に子ども達の心の事実がよく出ています。

学校の対面、都合で苦しむ先生の姿もよく表現されています。

学校問題の深さをよく捉えられています。

 

子ども達に寄り添う居場所が、もっと欲しいです。image