コロナ禍ではありましたが、約60名の参加者がありました。安全な距離を保てたのが何よりです。
いじめはなくなりません。この20年、子ども達のSOSの声を聞きました。
「無視」「ものを隠される」「汚される」が多いです。
提出物を隠されるのは、子ども達にとって、かなりの悲しみです。先生からもお母さんからも叱られます。
「ママ、学校に行って、誰からも存在を否定されるって、本当につらい」と言います。
スマホのいじめも巧妙になりました。ラインのいじめもさらに増えています。
今年は9月1日に死んでしまった子は、一人もいないといいですが。
死ぬくらいなら、学校に行かなくてもいい。
子ども達は無限の可能性を持って、生まれてきます。新しいランドセルを背負って、学校という世界に
入ってきます。芸術家になるかスポーツ選手になるか、研究者になるか、まったく分からないけれど、
さまざまな可能性を持って入ってきます。その可能性を私達、教師がどう引き出し、育てていくのか、
ワクワクしながら、子ども達と向き合います。少しの窓口です。少し顔を出しています。自分でも分からない
今からの無限の可能性です。
それが、少しずつ、消され、打ちのめされ、その可能性が褒められ、認められることなく、それぞれの顔のない、
仮面のような、表情の乏しい顔になっていくのは、避けたいのです。
今日の東愛知新聞、中日新聞にも掲載されました。
もうひとつの居場所作りをして、思うことはいっぱいあります。
教育機会確保法は2016年に制定されましたが、まだまだ周知されているとは思いません。
2021年になって、まだ変わっていないと言えるくらいです。
5市の教育委員会の後援をいただきましたが、真剣になってくださった市は一つ。
それでも、前回の教育講演会は2020,11月7日に参加してくださった教育関係者は5人でしたが、
今回は18名も参加してくださいました。
それだけでも、変化、成長、進歩がありました。
歳を取りますと、文句が多くなります。気を付けなければなりません。
文句からは何も新しい風は吹きません。
この時々しか、書かない、一人の教師、一人のママさんのブログを読んでくださっている人々を見ると、
元気づけられます。緊急事態宣言下です。コロナ感染にどうか気をつけてください。
未来ある子ども達をどうぞ見守ってください。