学校では運動部での活動にも熱心に取り組み、入学以来大きな問題もなかったと教育委員会が発表しています。

 何の問題もなかったという意見には、賛成できないものがあります。普通の生徒なら「殺すつもりだった。誰でもよかった」と言うことは言いません。

 前にあった名古屋大学の学生だった事件では、生徒の異常さは多くの人々が言っていました。

「やってみたかった」「薬で苦しむのを見たかった」「火事で焼けるところを見たかった」・・・

 自分の興味あることはします。でも自分の興味のないことはしません。本来はとても良いものを持っているのです。自分が悪いことはないのです。他人が悪いです。責任転嫁をします。

自分勝手に判断します。本当はそうではないと、第3者が時間をかけて、説明すると、理解してくれる人もいます。家の外の世界と家の中では大きく変わる人もいます。

本当は良い面を持っているのですが、ただ「誰でもよかったと殺される」のは、あまりにも理不尽です。あまりにも悲しいです。ただ、同じような事件が起こるたびに、私達はもっともっと人間の心を理解する必要性を、さまざまな分野の人と共有することが必要だと思います。