ローマ教皇がジョー-オダネルの長崎の戦時中の写真を以前、教会関係者に配布しました。少年の写真を撮ったのは、米従軍カメラマンです。11月24日長崎を訪問した時は、この時の写真を撮った子孫と写真の前で会いました。
この写真は、2017年発行された。神様のファインダーの本に収められています。
焼き場に立つ少年ーのタイトルがついています。背中に背おっているのは、死んでしまった赤ん坊です。少年は火葬する順番を待っていました。白いマスクの男たちが、赤ん坊を受け取り火葬しました。
直立不動の少年は、火葬を見ながら唇を噛み締めて、血は流れることなく、下唇に赤くにじんでいました。そして、沈黙のまま焼き場を去りました。