死にたいと言います。
死んではいけないと私が言います。
このような会話が繰り返されます。
泣いていて言葉がわかりません。
つらければつらいほど
苦しければ苦しいほど
言葉がないのです。
どんな言葉もないのです。
だって、もう限界なんだと言います。
限界の苦しみを
今まで他人でいた人に話せるのかと言います。
生きてきた環境も
生きてきた時間も
さまざまな家族も
みんな違います。
すべてがわかることなんてありません。
でも
目の前で向き合ってきた時間
目の前で流れている涙
若い子ども達
死んではいけない
一緒に今を乗り越えていこうと答えます。
そうして生きる方向に子ども達と寄り添ってきました。
そして今も寄り添っています。