20年前に、フリースクールを始めた時、子ども達16人を連れていろいろなところに出かけました。

蒲郡の足湯に入っていた時、「パパ」「ママ」と子ども達が呼びます。

周りの人達が、びっくりした目で、私達を見ます。

すると、子ども達、バスに戻ってきた時に一斉に言いました。

「ぜったい、みんな誤解してるよね」

「あの人、16人産んだんだ」

「年が近いし、顔はみんな違うし」

 

子ども達、結婚してもう本当のお母さんやお父さんになっています。

 

学校現場は、時に子ども達とうまくいかない時があります。

また、家庭でも、時に子ども達とお母さん、お父さんがうまくいかない時があります。

「先生が嫌い」「お母さんが嫌い」と言うケースが多いです。

いつも言いたいのは、先生や保護者を責めるのではないのです。

努力しても、難しい時があるのです。

 

小学生から中学生、高校生、青年と年齢差のある子ども達を見ています。

ゆずりは学園は、しばらくの間の子ども達の居場所です。

学校に戻れるなら戻ればいい。

家族を今は避けるけど、いつか家族に感謝出来るように支えたい。