小学生・中学生、高校生の自殺者数が発表されました。
512人という数は、また増えています。
高校生は、その中でも多く、352人。
男子高校生は、207人です。
学力の不振も原因の一つにはあるかと思いますが、
やはり、私は、生きにくい状況も大きいと思います。
その中で、埼玉の猫虐待、切断事件、そして教師切り付けの
高校生の事件が起きました。
「誰でもいいから、殺してみたかった」という言葉は、
今まで多く聞かれる言葉です。
猫を殺し、最後は人間に向かうこうした行動は、
専門家の方々からも、人間に向かう危険性が言われていました。
もう、前の事件ですが、名古屋大学の女子学生の
「人が焼き死ぬのを見たかった」
「薬でだんだん弱っていくのを見たかった」
といった事件がありました。
やってみたかったと言う気持ちを抑えるのは難しいです。
酒鬼薔薇事件が大きなニュースになり、
その記録が破棄された事件も、子ども達や青年の心の闇に
きちんと向き合う必要性を強く感じます。
季節は春に向かっているのに、悩んでいる子どもたちの心の
奥の叫びには、柔らかな春の日差しは届いていません。