こだわりが強い人がいます。何をしても自分は悪くない、相手が悪い。
勤めていた学校で、何があっても、相手が悪い。自分が悪いのではないと言う生徒がいました。
机の上に置いてあった教科書。机と机の間は狭いです。友達が横を通り過ぎる時、洋服にひっかかり
落としてしまいました。「あ、ごめん」と友達は謝りました。でも、「わざとやった」と激怒します。
家族が悪いと言います。
テストの成績が悪いと、家で勉強したくても、邪魔する家族がいて勉強できなかった、だからテストの点が悪いのだ。
こんなに集中できないのは、家族が悪い。俺は頭がいいのだ。
就職がうまくいかないのは、家族が悪い。
結婚できないのも家族が悪い。
自分は何も悪いことはない。すべて家族が悪い。
母が悪い。父が悪い。兄弟が悪い。
こだわりが強いです。
そして、自分をいつも正しいと言います。
人間とは、すべてが得意ではありません。
苦手なものはあります。努力しても出来ないことなんてあります。
努力は苦手な人がいます。
やれば出来る、ただやる気にならない、それはお前のせいだ。