あけましておめでとうございます。
この20年間、毎年出していた約600枚の年賀状。
多くの卒業した子どもたちからの年賀状で、ふと思い出すあの頃。
目の前の年賀状に、声をかけます。
大きくなりましたね。いろいろあったけど、幸せになりましたね。
頑張っていますね。転職したけど、やっと見つけた会社で頑張っているんだね。
結婚したんだね。おめでとう。
家を買ったんだね。つらい時を乗り越えて、つかんだ夢だもの。
高校の時、親とけんかして、教科書すべて近くの川に投げ捨てた君。急いで川に入って拾ったお母さん。
今は、正社員として頑張っている君。よく頑張ったね。
家族と一緒の写真に新しい家族が増えている。
今年で、年賀状の形をやめることにしましたから、来年はもうこのような幸せの時間は取れないかも知れません。
一番年齢の上の生徒は、64歳。東京で頑張って大きな会社の社長をしています。
テレビのコマーシャルでもまだ観ることが出来る40年前の卒業生の作品もあります。
懐かしい教師時代の思い出もたくさん年賀状が運んで来てくれました。
昭和のひとつの形が終わります。
スマホ・ネット・ゲーム依存症からネイチャーゲームへの誘い。
今年はまた新しい世界に進みます。
皆様方もどうぞコロナ禍ではありますが、ご自愛なさって、良いお年になりますように。