少し前は、20人に1人と言われていました。今日の東海テレビでは、15人に1人と放映されていました。「目に見えない障害」です。よく見てもよくわからない、そんな「個性」です。

 同じ場所にいて、同じ話を聞いても、なんか少し受け取り方が違います。頭の中の思考回路が少し違います。だれが正しくて、だれが普通で、だれが違うのか、これもまた人によって違います。

違っていいのです。何となく、普通と違い、普通って何だろうと考える時、15人に1人となって、でも本当はだれが普通で、だれが個性なのか、目に見えない個性は、時に「普通、ふつう」って何だという問題にどう答えたらいいのか。

 こだわりはあります。興味あることには、驚くほど優れた才能を示します。

それでも、その才能をほめていても、自己評価の低い人はほめられても「馬鹿にするのですか」

器用な人が多いです。その器用さを自分の大切な宝にすればいいとその道に進んだらと言いますと、「人から指示されたり、命令されたり、期日を決められたりするとやる気がなくなる」

と答えます。またすごく素晴らしい作品を作ったので、雑誌にも取り上げられたりしても、

「一度1位が取りたかったけど、もう今回取れたから、こうした作品は作りません」と答えます。

 一つの言葉が、地雷になって、爆発することもあります。

「なんで、今、急に怒りはじめた?」周りの人は、理解できないことです。

また怒ったかと思うと、5分後には今までのように甘えてくることもあります。怒りはすぐ消えたりまた突然再燃したり。周りの人は振り回されますが、理解して「異空間のドア」の向こうを見ると、とてもかわいい人たちなのですが。

 今日の東愛知新聞の1面に、ゆずりは学園の社会貢献寄付型自販機の記事が掲載されました。個性ある子ども達もいます。明るく楽しく、すばらしい子ども達です。学校以外の子ども達の居場所をもっと充実したものにしていきたいです。