1人を救うのにも膨大な時間がかかります。
学校に行きたくても、行けない子どもたちもいます。
コロナ禍で、本当に不登校の相談が多くなりました。
毎日くらい電話が入ります。
小学生2年4年、中学1年。
「学校に行く時間になると、お腹が痛くなる。吐いてしまう。」
「学校に毎日電話をする時間がつらい」
「何時に来てくれ・・そう言われるけど、私が働かないと生活ができないのに」
「家では明るい。だが、学校に行くと落ち込む。家で暴れる」
「最初はがんばったよ。でもどんどんわからなくなって、もう頑張れなくなった」・・外国籍の子どもたち。
学校の先生が訪問しました。
「どう生徒と親に向き合ったらいいのか」
「訪問すると、生徒が怒るのです」と担任の先生。
先生が帰った後、「なぜ、家にあいつをあげたんだ」・・親子喧嘩が始まる。
子どもの部屋に鍵がない場合、戸を開けてはいけないのですが。
校長先生は家庭訪問をしろと言います。
難しいですね。
そして、一人ずつ、ひきこもりへの長い時間になっていきます。
「900人のひきこもりの中に入れたくない」
子どもたちの居場所は必要です。
しかし、あまりにも社会に出られない子どもたちが増え続けています。