朝、スタッフさんと懸命の準備です。風はまだ強いです。仕方ないです。テーブル花を出します。スタンド花も出します。ドームの中にも花を置きます。証書も配置します。時間が来ました。開始です。祝電も多くいただきました。ドームの中に、ひとりひとり入ってきます。いろいろな思い出が浮かびます。生徒ひとりひとり、泣いたり、笑ったり、話したり、家庭訪問したり、家族と話したり、・・

 保護者代表で、「6年かかって高校を卒業しました」と述べていただきました。

家庭訪問の中で、苦しむ家族も多く見てきました。不登校の数は多いです。どこまで自分ができるのか、またまた課題ばかりです。

 新型コロナウイルスの感染予防対策で、今回初めて、外でのドーム卒業式を行いました。

準備はじめ、とても時間のない中で、自分たちのできる範囲の卒業式になりました。

「ママさん」って抱き着いてくる生徒、「ありがとうね」と手を振る家族。遠く県外から家族が参加したケース、「ママさん、卒業させてくれてありがとう」と外国籍のママからハグされたり、あんなに話していた子が、無口になり泣いています。

 今、世界が大変なことになっています。テレビ記者と東愛知新聞、中日新聞の記者と話しました。「先生、毎年、この青空ドーム卒業式、これがいいですよ」と意見をいただきました。

 この経験がまた新しい形の卒業式になるのかもしれません。

 中京テレビは本日のキャッチの時間内で放映予定です。中日新聞、東愛知新聞は明日掲載予定です。機会あれば観てください。