1月25日が来るたびに、「なぜ あなたの心の中を読めなかったのだろう」と悔やみます。
この日から、あなたは呼んでも答えない、触ることもできない、声も聞けない人になってしまった。
名古屋の中学1年女子の自殺。
私自身、自殺させてしまった生徒がいるからこそ、子どもの自殺は、毎回辛いです。
昨日の小学生、中学生の卒業式、修了式でも思います。
何度も涙を流したこの子たちを知っています。
「学校に行くと、吐きそうになる」「学校に行くと、またいじめがある」
「学校に行くと、びくびくしながらいる」「キモい」「死ね」と言われる。
「学校のにおいが嫌い」
「制服が嫌」「スカートが履けない」
でも自殺させずに卒業させることが出来ました。
潮風の電話のあなた。
あなたの心の中の、本当のあなたなら、この目の前の子ども達の心を理解できる。
3月の高校生の卒業式の前に、あなたは自殺してしまった。
あれから、何度の春を迎えたことでしょう。
福島の教育委員会からいただいた、レンギョウが咲きました。
昨日は朝早くから中京テレビのカメラマンさんが、あなたの潮風の電話を撮影していました。
そのシーンは放映されなかったけど、きっときれいなあなたが映っているね。
子ども達の自殺は防がなければいけないです。