「小学校の低学年の時、発達障害と診断され、義務教育の間も大変に苦労してまいりました。豊橋市の高校に何とか入学できたものの、生活のリズムが出来ず、通学できなくなり、留年の末、退学。パパさんママさんのお世話になって2年、今日の日を迎えるまでに6年の月日を要しました。」

「本当に、この学園に来てよかったと心から感謝しています。「行ってきます」という子どもの言葉をずっと待ち望んでいました。そして今度こそ本当に希望の大学の進路へ行くことが出来たこと・・」

「ゆずりは学園に通うようになり、やっと子どもの悩みを知りました。本音をやっと口に出せました」

「中学で夜間に行くといい、中退し、ゆずりはに行くと決め、勉強をここでは続け、卒業できました」

「中学時代、ほとんど不登校状態だったため、高校の入試の日も布団から出られず、今まで何度も家に来てくださり、ありがとうございました」

「前の学校では友人関係で行けなくなり、ここに来てバイトにも行けるようになり、家からも出られるようになり、友人関係も出来るようになりました」

「前の高校で、後半年で卒業の時、退学かの選択。ゆずりはに転入。息子の将来を考えてサポートしてくださって・・卒業後進学し、次は成人の日に楽しく学校に通っていると報告できるように・・」

「二年の夏休み、突然訪れた不登校、すぐにママさんに電話、とてもほっとしたのを覚えています」

「中二の時に学園のことを知り、フラッと寄った私達をママさんが気づき、中へ招き入れてくださり、不思議と心地よかったのを今でもハッキリ覚えています。・・・」

 家族が、支えていてくださって、この高校卒業までの日々があります。

校舎の横の、福島の桜が次々と咲いてきました。

コロナウイルスの感染予防対策で、二転三転した青空ドーム卒業式。今日はウグイスがとても高らかに鳴いていました。