ツーブロックの生徒が、高校に行きました。「きっとすぐ帰されるよ」と言っていた生徒。
「髪は時間がかかれば伸びるけど、高校は辞めたらもとには戻れない。」
「髪を切り、坊主になるのは嫌だ」
A高校側からは「卒業後の就職指導はしない。」と言われました。
テレビのCMで、「仕事 きっちり」の言葉が流れていますが、
「ツーブロックの生徒には、卒業後の就職指導はしない」という校則問題の次は、教師の仕事放棄です。
3月26日、髪の黒染め強要や下着の色のチエックなど、生徒の人権を侵害する校則が大きな問題に
なっています。岐阜県の高校の先生が1月末からインターネットで、署名を集め、文科省に
「みんな違ってみんないい」とネット署名18888人分の校則廃止を提出しました。
校則などをめぐる問題が一因で、不登校になった児童・生徒は、2019年の文科省の発表では、
5500人を超えています。
学校には、子どもの人権を守る校則こそ、必要です。
私が関わっている生徒は、日本国籍ですが、ハーフです。
「この肌の色も、いつも日焼けしたと言っているよ」
髪の色、肌の色、外見からすぐ外国籍かと分かります。
小学校の時から、からかわれてきたと言います。
教育現場も社会現場も人権侵害はまだまだ多くあります。
高校卒業資格だけは欲しいと言う生徒。
ゆずりは学園から、就職支援をすると言いました。
学校現場が、生徒の人権を守らない そして教師が仕事を放棄
コロナ禍前からの問題です。