「もうひとつの学校 みんなが家族」

手作りのウッドデッキで、11人の子どもたちが笑っています。次のページには、大阪での読売新聞社での表彰式の写真。

次のページは、自然と融合した教室「ゆずりはの森」で学ぶ子どもたちの笑顔。そして3月12日の青空ドーム卒業式の写真の卒業生の写真。

今まで多くの助成金申請をして、何度も落ちました。認定NPO法人ではないため、企業からの寄付をいただいても、企業に得点はありません。

領収書の必要としない賞金でした。これも初めてのことです。本当に助かります。制限のない、私たちの希望の利用が出来ます。

2001年に始めた居場所作り。二人の子どもから始めたフリースクール。今年は、この16年間で初めての転校生が来ませんでした。

2月末の文科省の発表、登校自粛依頼、外出禁止、さまざまなコロナウイルス感染予防対策、私たちの3月12日の卒業式までの、二転三転は前のブログにも書きましたが、時間短縮、人数制限、はては会場使用禁止、そして5日間で作った青空ドーム卒業式への変更。

 その流れは、入学式にも影響され、勿論、始業式は中止せざるを得ない状態、豊橋の大きな会場を借りることになっていましたので、これもキャンセルの方向。ゆずりは学園の駐車場での入学式。上級生の一人もいない新入生と保護者のみの入学式。

 天気に恵まれました。広い駐車場で開催できただけでも、幸せです。

毎年、公立、私立の高校から、進級できない高校生が転校してくるのですが、今年は一人も転校して来ませんでした。これも初めてのことです。

進級テストやらいろいろなものができなかった教育現場の混乱がよく表れています。

どの現場も混乱の状態です。そして今ももっとそれは深刻になっています。

 不登校経験が多い生徒が多くいます。この入学の時期、個別対応をもっと丁寧にするべきです。それでないと再び不登校になってしまいます。焦ります。どうしようもないですが、焦ります。

何とか、個別指導には、電話対応しか、今はありません。離れての学習指導です。

森の学校を作ります。もう少し待っていてほしい。二度と再び不登校にはもどさない。