ちょうど3年前、突然の田原市からの「三河田原駅からのバス 停止」勧告から、もう3年が経ちました。10月から、約1か月、潮風の吹く中、また雨の降る中を子ども達、生徒は白谷海水浴場から、60分かけて歩いて、ゆずりは学園に通った、苦しい悲しい「交通バス」廃止でした。

 10月1日、火曜日から、再び田原駅からゆずりは学園まで、バスが運行されます。ゆずりは学園の前を、誰も乗っていない、まるで庭の中をぐるぐる回るバスが、1日に11便以上走るのを、ただただ見ていました。無駄なお金がずいぶん使われました。私たちが結局買うことになった、スクールバス、ゆずりは号への出費も大きな負担でした。スタッフが乗り遅れた生徒を迎えに、田原駅まで走ったこともどれだけあったことでしょう。また9人しか乗れないスクールバスに30名以上が来ることも多く、スタッフの車やゆずりは号のピストン輸送などに、ずいぶんの時間をつぎ込まなければならない3年間でした。

 バスの運転手さんも、誰も乗らないバスを、1日13便、それを3年間毎日、たぶん14235便?ゆずりは学園の前を通っていたのですから、辛かったと思います。優秀な運転手さんです。見習いのように、走っていましたから。

 今日が最後のスクールバスになりました。ゆずりは学園の駐車場、うしろにゆずりはの森が見えます。そして3時、ゆずりは学園から田原駅にと最後のスクールバスが生徒を送っていきます。

 長い3年間でした。多くの人々が、ゆずりは学園を応援してくださいましたが、行政の力は強く、廃止の方向から、また復活への方向に、再び多くの人々が協力してくださいました。

 ありがとうございました。10月5日、6日と渥美半島の海岸をきれいにする海岸清掃が行われます。子ども達、1日にたくさんバスが走ります。ゆずりは学園の運動場に止まります。