星越海岸 〜 一行詩のスケッチ

・ウグイスの声が窓をたたく安曇野の朝

・菜種つゆにモクレンの白は銀色をつかみ取る

・障子の白を揺らす春の風も漂い白

・菜の花を摘み持ち帰るも道に花びらだけが一人歩き

・水仙の花の重さが地球と握手する3月17日

・星越海岸に雲が散りばめるカモメの白

・午前3時の春の雨は白い音

・白い月が5つネギ坊主に止まった