青空ドーム卒業式になります。三河湾からの風が強く、また雨が突然降ってきて、せっかく出してセットした椅子を、また大急ぎでしまいます。お母さんたちが手伝いに来てくださって、保護者への花束が高校生キャンパスに並んでいます。

 ドーム卒業式は、もちろん初めてです。駐車場での卒業式も初めてです。ドームをどのように形にするのか、ゆずりはの木を、森から切り出して、10鉢の中に入れます。ドームはゆずりはの木々でいっぱいになりました。そこに、明日、色とりどりの花を添えて、フラワードームにします。

風があまり強く吹かないように祈ります。

 提携校からも、スタンドフラワーが届きました。ドーム証書授与の入り口に置きます。

ドームの中は、親子だけです。時には、家出の連絡、喧嘩の電話、進路を巡っての親子の意見が違うこともあります。時には警察からの連絡。本当にいろいろありました。一人一人に向き合っての日々です。よく泣いたり、笑ったり、だまされたり、スクーリングを逃げ出したのを追いかけたり、教室にもどしたり、でも、「ママさん ありがとう。ママさん ごめんね」と言えば許してしまいます。

子どもってかわいいです。

 明日は中京テレビの取材が入ります。また新聞社の取材も入ります。子ども達、保護者の方、それぞれの卒業式です。

 標高223メートルのゆずりはの森、高校を卒業しても、生きることを止めた少女が、駐車場の上の、三河湾を見下ろす「潮風の電話」の中にいます。ドーム卒業式をきっと見てくれます。

 今日は、3:11.もう9年が経つのですね。6年間東北大震災の支援をしてきました。まだ9年、もう9年。悲しみが癒されることはありません。明日は子ども達が社会へと自立する日です。