かわいくてもいじめられる。頭が良くてもいじめられる。他の人と違うことをしてもいじめられる。

誰かをターゲットにしないと、自分がやられる。集団の中にいないと、次は自分だからという恐怖。

 

長い間、子どもたちと向き合っています。青年と向き合っています。

スマホが子どもたちを苦しめるケースが多くなっています。

学校から渡されるタブレットで、もう問題が起きています。

 

一度、ベッドに入ったのですが、NHKのテレビで、旭川の中学生の事件を観たら、眠れなくなりました。

尾木先生も言ってみえましたが、学校、教育委員会の隠蔽は本当に悲しいです。

 

命はもどらないのです。どんなに後で後悔しても、命は戻りません。やりなおしなんかできないのです。

彼女のことは、前にブログでも書きましたが、本当に誰か傍にいなかったのかと、誰か救えたのでは

ないかと。戻らない命、泣くしかなかった母を誰か今も支えている人がいるといいのですが。

 

学校現場に30年いました。同じ学校現場にいたからこそ、学校現場の問題点を知っています。

学校現場の体質を知っています。

だからこそ、そこから離れて、この居場所を作ったのです。

組織という集団は、怖いものです。

授業を終えて職員室に戻るのが、いやになった時、私は次の授業のクラスに入り、生徒と遊びました。

 

先生の組織の中のいじめだったと思います。社会の中に入ってのいじめです。

「目立つことはしてはいけない」「学級通信は書いてはいけない。他の先生が熱心ではないと思われるから」

「5時過ぎたら、生徒は家に帰るのだから、生徒対応はしてはいけない」・・・・

たくさんありましたね。いじめで命を失うことなんて、本当にimageあってはならないのです。