教育機会確保法の成立から 二年以上経ちましたが

 

不登校の子ども達を応援する新しい法律が2017年2月14日に制定されてから、二年が経ちました。不登校の子ども達は、毎年13万人以上。この数字は私たちがこのフリースクールを設立してから、変わることなく、横ばいしています。今、国は「不登校の子ども達の教育の機会を十分に確保します」という法律が出来たのです。

 第3条 基本理念 すべての子どもが豊かで安心できる学校にすること

             不登校の子どもはフリースクールや家庭などで多様なかたちで学んでいるの

             一人ひとりにあった支援をすること

             不登校の子どもが安心できる学校にすること

             子どもの意思を尊重し、年齢や国籍その他の事情に関係なく義務教育が受

             けられるようにすること

             国、地方公共団体、フリースクールや親の会等民間の団体その他の関係者 

             がお互いに協力して連携していくこと

13条のポイントは、休んで良い 学校以外の場の重要性

             フリースクール等に通うことも重要とあり、「学校や地方公共団体は、子ども

             や親に必要な情報提供をすること」とあり、情報の提供を促しています。

しかし、やはり法律は制定されても、まだまだ子ども達の家庭に、十分の情報は届いていないのが現状です。全国で、13万人、隠れ不登校を入れると44万人。

18年前に設立したフリースクール、当時はフリースクールの名前も知られていなかった時から、まだまだ多くのことは変わっていないのが、現実です。