授業は楽しいです  集中スクーリングが始まりました

 

30年公立の小学校、中学校で授業をしてきました。子ども達が「分かった」という顔をする時が一番楽しいですね。勉強は面白いと思ってくれると、子ども達の心や体の動きが変わります。一番変わるのは、まず顔です。見ていて、「ああ、今理解できているな」とすぐ分かります。

 通信制高校を始めて、今度は高校生を教えています。集中スクーリングが3年生から始まりました。9日、国語表現、古典Bの授業をしました。教科書を使いながら、プリント学習を進めています。立花 隆さんの「本に当たる 情報探しの一方法」、私が斉藤喜博先生から学んだのは、「ななめ読み」方法。これができると確かに「本に当たる」ことが出来ます。

 古典の教材は、十訓抄「大江山の歌」 小式部内侍の「大江山いくのの道の遠ければまだふみもみず天の橋立」の歌、定頼中納言の彼女に対する皮肉、返歌も出来ない和歌のすごさなど、また宇治拾遺物語の「袴垂」の話などは、レポートにはない部分を教科書で「衣が欲しい時は盗まず、もらいに来い」のところまで授業をしました。限られた時間ではありますが、古典を少し楽しんでくれたらと思います。毎日授業できないですが、時間があるかぎり、生徒たちと学んでいきたいと思います。午後は社会の授業。分かりやすく説明してくださり、私も政治経済の授業に参加。

 学ぶことは本当にいくつになっても面白いと思います。

「発達障害 親の会」も200回が済み、今は「ゆず茶」として、奇数月の第2金曜日にゆずりは学園で行うことにしました。遠く車で2時間かけてくる人もいます。第1回目の今日、のんびりいろいろな話をしながら、やや初夏の時間を過ごしました。社会への自立は課題はありますが、かならず道はあると言うのが、私の考えです。