卒業式を迎えるころ、お母さんの言葉を書いてもらいます。

「ママさん、忙しいのにいつも話を聞いてくださってありがとうございました。どれだけ励まされたかわかりません。

自宅まで、何度も来ていただきました。息子と話すことが出来なくなった時、ママさんの言う通りの話し方をすると、息子から返事が返ってきます。不思議といろんな場で、息子が動くということが分かりました。

ゆずりは学園に息子が入学したのですが、息子は私をここに連れてきてくれたんじゃないかと、いろいろな道があるんだよということを私に体験させてもらったような、考え方を広げてくれたような日々だったように思います。

私たち、親子はママさんはじめ、多くの先生方に包み込んでもらえて、この学園に来させてもらえて、本当に良かったです。ありがとうございました。」

親子のすれ違いは、治ります。

子どもが親を殺す事件は今もあります。

親子の会話のずれをきちんとつなぐことが大切です。

image