フリースクールを始めて、22年になります。
さまざまな子ども達、青年がいました。
確かに、発達障害の特性を持つ子ども達もいました。
こだわりがあります。
積極奇異型タイプの子は、問題行動と取れる騒ぎを起こす時も
あります。
「殺してやる」と言う言葉をよく言います。
「そうだよね。怒れるよね。気持ちはよくわかるよ」
その時、「殺してやる」というフレーズにはさわらないように
します。
できるだけ、心を落ち着かせるには、「殺す」の言葉には、
触れないことが良いと、長らくの経験で見つけました。
ゆっくり話します。
前に座るのではなく、
横に座ります。
さりげなく、気持ちをほかの分野に持っていきます。
落ち着くと、また静かに集団の中に戻っていきます。
新聞に、第三者委員会の意見として、次のことが載っています
「教員に発達障害や精神疾患などに対する理解が欠けていた」
「全ての教員が発達障害などへの深い知識を身に付ける大切さ」
発達障害は、目に見えないからこそ、難しいです。
でも、とてもユニーク個性です。
大切に、丁寧に見守って寄り添っていただきたいです。
皆既月食、次に見られるのが320年後
そのころには、もっと住みやすい時代になっているといいです。