尺玉花火 〜 一行詩のスケッチ

・草の芽が喜ぶ 晴天と雨の自然の動き

・植物が朝を待つ 4時半の露の道

・祭りを終え神社の床に沈む体 〜 私が40?厄年の頃 神社に宿泊

・生命がけ限りなき美しさを知る 花火出し

・不発玉に疲れ忘れ夜の田んぼを逃げ回る祭り 〜 鉄の筒が杭に止めてあるが 打ち上げ花火玉が上に上がる前 鉄の筒が倒れた

・光と音のズレが生み出す花火の芸術

・スコーン スキャン尺玉花火の音を ヘルメットでさける緊張の限界

・小枝に蝉がらを見つけ 背に息を吹きかける