3月に入りました。
小学生、中学生の相談に加え、高校の部の新入学、そして転入学の相談も増えてきました。
フリースクールの相談は、他の市からも、また県外からもあります。小学生が通うには、あまりにも遠いと心配するケースもあります。それでも、引っ越しをしてでも、家族がばらばらになってでもと言う意見も出ます。でも、そのようなケースでは、家族が別々に住むことは、避けたいと私は言います。
フリースクールは毎日通わなくてもいいからと言います。
今の学校の近くに住むのはいやだと多くの家族は言います。周りの友達に顔を見られるのが嫌だと言います。
不登校の保護者の方の悩み、当事者の子どもの悩み、それぞれが違います。
少子化になり、子どもは明らかに少なくなっています。
高校の部では、通知表の数字が、確かに今までの学校では、到底入学できなかった生徒が合格の通知を受け取り、入学してしばらくして、やはり授業が分からなくなり、転校、退学の道に進みます。中学の先生も大変ですが、定員割れの問題は高校側にも深刻です。
本当の幸せは、どこにあるのか?
適切な進路の道はどこにあるのか?
難しい3月です。梅の花が咲き、スイレンは春を告げています。