豊橋校を開校して1か月です。

昨日は新聞にも掲載していた見学日です。

机を相談用に配置替えしました。

 

車が入ってきます。

「見学に来ました」保護者だけの相談。

 

1組目 中学生の相談。学校の先生が苦手。

 

2組目 海外にいて、コロナでロックダウン、それからずっと学校に行けなくなった。飛行機での通学は・・初めての海外からの相談。

 

3組目 午前中は我慢しているけど、午後になるともう限界。

 

4組目 車から小学生が一緒に降りてきます。

 

新聞を見て、ゆずりは学園の動画を何回も観てきましたとお母さんが言います。子どもは8歳、小学2年と言います。もう箱庭をやり始めました。最初にピラミッドを置きます。次々に自分で玩具を選び、砂の上に置きます。

一つの作品が出来上がりました。

テーマは「砂漠の人類」

大きな滝、川が流れ、象が3頭、それを狙うヒョウ、

湖に水を飲みに行く動物たち。ピラミッドに張り付くように人物

ばあちゃん、じいちゃん、椅子に座るのはパパ、畑仕事に向かうのはママ。ギャングたちはここに隠れている。

「僕はここにいて、ここを見ている」

 

すらすらと砂の上の自分の世界を話します。

自分から本音が言えない子どもです。

でも実際に作る箱庭の世界は、言葉が次々と出てきます。

友達とのコミュニケーションは苦手です。

でも、自分の心の中を箱庭を通して話せます。

 

グループ替え、自分からグループになってと言えないから、ずっと誰かグループになってくれるまでの時間がすごく苦しい、

友達がいない、先生は自分から言える子になれと見ているだけ。

授業中はまだいいけど、他はいつも1人。

漢字が好きで、漢字検定もずっと受けている、勉強が好き、

算数はすこし苦手・・・学校がつまらない

 

いろいろな子ども、生徒が通う居場所になってくれたら嬉しい。

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