福島を見てきました。福島の子どもたちの不登校が増えています。化学の力は、時に人を拒みます。

子どもたちのことを考えるのが、先です。いつも自分のことを考える大人であっては、なりません。

生きることを真剣に応援してほしい。フィリピンの人々を応援するのに、国は50人送りました。政治関係の調査に50人、送りました。人が今生死を分けているのに、真剣さが見えません。「フィリピン政府が応援要請したら、支援部隊を送ります」と政治家が言っていました。日本が津波に襲われた時、あんなに多くの国が応援してくれたのに、誠意のない返答でした。原発は要らないのです。自分のことを考えているのに、「安定した供給」と言い代えているようにしかみえません。日本が今大変な時代に向かっているように思えます。「開門」「閉門」どこかに政治の色が見えるように思います。本当の政治家は「原発ゼロ」です。

 組織の邪魔になるという世界にいました。正しいことをしてきました。子どもたちを警察に渡さないという考えで動いてきました。でもそれが、「組織の邪魔になる」ことでした。教師が生徒を守るのが、組織の中では異端児になりました。長い間、悲しい思いをしてきました。でも、12年経って、やっと正しいと言われる日が来ました。校長先生たちの天下り先の施設が出来ています。学校の先生たちとトラブルを起こして、学校に行けなくなった子どもたちのフリースクールがあります。スタッフは全員、元校長先生たちです。そのフリースクールを建てるのに、私のフリースクールは要らなかったんです。校長先生たちのフリースクールとの闘いでもあったんだと、今12年経ってやっと分かりました。「本当の教師は子どもが一番大好き」です。