ゆずりは学園を卒業して、どれだけになるのでしょうか。ゆずりは学園を卒業して、整備士の資格を取得するために専門学校に進学。無事整備士の資格を取得。会社に入社。笑顔で働く姿がとても印象的でした。

 その生徒さんのご家族の方からの、突然のメールでした。

「国からの給付金がもらえるので、ゆずりは学園に寄付します。振り込みました。どうぞ、お役立てください」

まだ実際には、給付金を国からもらえていない時だと思います。それに、そのお金は、その方にとっても、大切な使い道もあるのにといろいろ考えます。10000円だけでも、本当に助かりますのに、全額の寄付でした。「孫がお世話になりました」と、在学中ももちろん卒業されてからも学園を訪問して、お話していました。こうした寄付は初めてのことですが、本当に助かります。

 今回のコロナ禍で、母子家庭が半数以上いるゆずりは学園も、大きな影響が出ています。バイトもかなり無くなったという生徒。会社から辞めてと言われた、1か月に勤務3日とか、多くの家庭が悲鳴をあげています。

今月になって、二回ほど名古屋のフードバンクに行き、食材をいただいてきました。保護者会をやって、その食材を配布しました。

生活困窮者への支援ももう長い間、しています。30代、40代の若者が路上生活をしています。

 今の私に、何が出来るのか、多くの人々に支えられていることが、今回のメールでまた再確認です。ありがとうございました。