あの3月11日、私たちはゆずりは学園で、毎月行っている親の会をしていました。
緊急地震速報で、初めて地震のことを知りました。
岩盤が固く、少しも揺れなかったのです。
他の所は揺れたということも、後で知りました。
発達障害の子どもを持つ、親たちばかりの会は池の原センターという自宅から始めました。
毎月、第2金曜日です。
この親の会は、200回を数えた2009年3月に記念講演会をして、終わりました。
書籍も出て、また多くの相談所でも、理解が進み、参加する人々が減ってきたことと、
子どもが大きくなって、落ち着いてきたこともあります。
それでも、月に一度、会を開いてほしいという声で、
では交通の便利な田原図書館に会場を替え、駐車場も多くあり、
本を借りて、時間を楽しみ、出会いを楽しみ、子どもの成長を喜び・・・
そんな中のコロナ感染で、会場を借りることが出来なくなり、現在に至っています。
そして、今は南海トラフの危険性です。
津波の高さは20メートル、13メートルとも。
ゆずりは学園の森は223メートル。
子ども達だけでも安全な森に避難させるように、森での生活を体験させています。