鹿児島の4歳児の虐待死、中学2年の男の子。

二つの命は、なぜ救えなかったのでしょう。児童相談所への通報、警察との連携、いくら決まっていても、当事者がどれだけ、その必要性、危険性、緊急性を認識するかです。

「想定内」「想定外」、人間が判断します。間違っても平気なような記者会見でした。

 判断は人間です。事態がどれだけ、緊急性を持っているのか、判断する人の基準がずれていたら、こうした悲しい現実が起こります。

 命の重みを、どれだけ感じるのか。小さな命の支えなければならない大人から、殺される現実。

 中学2年の男子生徒が自殺したというニュース。10代の自殺は、まだまだ多いです。

大人が、周りの教師が理解していれば、救えたケースは多いです。

  薬を飲み、病院に運ばれました。もうかなりぎりぎりなのに、医師は「大丈夫」と判断して、丁寧な対応はなされませんでした。重く捉えるべきケースなのにと思います。

 精神科のない病院です。十分な処置ではなかったと私は思います。

30代、40代、青年たちは悶えます。それぞれが、適切に処置されればいいのですが。

 薬を多く出す精神科の医師がまだまだいます。1日に26錠出された少女は、もう私たちの世界にはいません。個性を認めてくれる社会なら、もっと生きやすい人が増えます。

 こだわりは、決してマイナスではありません。

 救える命は、まだまだあるのです。意識して、それぞれのケースに向き合ってほしいです。

虐待もいじめも、まだまだ多くあります。