マンボウ 〜 一行詩のささやき

・ストーブにお尻を向け冬の始まりに握手する

・波の間に間に思い出が交差し飛び跳ねるふるさとの海

・カモメの指揮で波と風が歌う 北風の空

・鉄製のマンボウ3匹冬を横目に松林を泳ぐ西の浜

・東の太陽と西の月が同時進行する宇宙への出発は 地球島から

・月光を水面に浮かべ 高音の張りつめた冬のリズムが漂う

・夕焼けと少しの潮風で作る僕だけの晩御飯