これは、渥美半島の風、4号の中のゆずりは学園の記事のタイトルです。長野県の伊那市高遠に住んでいる一人の青年の家族が今日、ゆずりは学園に見えました。久しぶりに愛知県に来ているからと連絡が入り、ぜひ遊びに来てくださいということになり、久しぶりの再会です。ゆずりは学園で話していた時のことです。上記の本を開いたところ、「これは僕です」との言葉にびっくりです。

 2004年の夏のキャンプの写真が78ページに掲載されています。今はもう取り壊された、最初のフリースクールの露天風呂に入って遊んでいる写真、すぐ下には学園の目の前の三河湾で子ども達と遊んでいる若者達の写真、その中の一人が、今回の青年の16年前の姿でした。

 キャンプで火の舞をやってくれた青年は、今信州高遠の自然豊かな山里に、こどもと家族のリトリートハウス「おやまのおうち」を作っているとのこと。

 「生きててよかった」

 「自分でいいんだ」

 「生まれてくれてありがとう」

そんなことを体感できる場を創っていると話す青年は、もう40歳になるとのこと。

あのころはまだ大学生。目の前の青年は、かわいい娘さんと奥さんと一緒の、多くの家族を支援するリーダーとなっていました。何よりも自給自足を基にした家族たちが集まって、生活をしているとのこと。2020年の4月、オープンを目指しているとのこと。頑張ってほしいと思います。

 若い人ががんばっている姿を見るのは、本当にうれしいです。

テレビで高校3年生が大麻所持で逮捕のニュース、学園の生徒ではなかったけど、高校卒業まであと少しなのに、どうなるのかと心配です。