今回の大雨による土砂崩れ、そしてアイアンマンレースの開催などで、渥美半島のような道が大きく2本しかない環境では、臨時休校も仕方ありません。いつもは海を見ながら、学園に向かう景色が通行止めの影響で、う回路として、259号線を回ったり、または山越えをして、学園に行きます。

 登校できる生徒もいれば、登校できない生徒もいます。無理しない状況での開校案内やら、それでもこうしたアイアンマンレースでは、休校しかなかったり、自然環境と大きな行事などの影響の中で、私たちは行動しなければなりません。

 ウクライナのような、ダムの爆発により多くの人々が苦しむ映像も悲しいです。

 豊橋校が出来たことを案内するため、豊橋市内の中学校22校を訪問して、校長先生方や担当の先生と話す日程が続いています。1日に3校くらいの訪問計画です。

 ゆずりは学園を卒業した生徒、今在籍している生徒、いろいろなかかわりを持っていることもあるため、担当の先生、校長先生と話す中で、ある学校で、まったく無表情の先生がいました。

 日本語を話すのですが、話す内容にまったく関心がなく、目の前で洪水で流される姿が見えないといった、こうした例で表現するのが合っているような、それでも「ああ、この生徒は大変でしたね」と言っているその表情は、何の感情もなく、この先生が進路担当と言われて、またまたびっくりしました。

 不登校は減らせます。助けることはできます。保護者に寄り添うことが出来ます。子ども達の心を社会に向けることはできます。仲間の中に入れることが出来ます。

 無理して学校に行かなくてもいいです。学校と言う社会が苦しければ、こうした居場所にしばらく通うことは必要です。こうした居場所が無料ならば、もっといいと思います。

 でも、生徒にしっかり、真剣に向き合ってほしいと、久しぶりに学校現場を訪問して強く感じました。

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