今もメーテレのテレビで夜間中学を番組で取り扱っていました。

愛知県でたったひとつの夜間中学なのですね。

もう少し、多くあるのかと思っていました。

ブラジル、フィリピン、ベトナムなどの国から学ぶ10代から70代の学生さんたち。

学びなおしもあります。母親が日本にいるから、母親を追って日本に来たという

少女。中学を卒業して、高校に進学したいと言う少女。

でも、高校への進学をあきらめて、就職という選択です。授業料と制服代が難しいの理由。

「お父さんが本当のお父さんではないから」

 

愛知県では、私立高校も公立高校も授業料が無料です。定時制高校も月に約6000円くらいで

通えると思います。ただ通信制高校は、国からも県からも支援はありませんので、授業料が

かかります。番組の高校は、定時制高校と通信制高校へも、金銭的に行けないという話でした。

生活もしなければなりません。

 

家出少年も今日から、定時制高校に戻りました。バイト代金で、教科書代も払えました。

怠けません。洋服も要らないと言います。食事も、私達がいただいた災害用の品もある

フードバンクからの食品が、とても助かります。今のバイト代金は生活費と授業料です。

海の事件で、一足の靴が濡れたので、しばらくは学園のスリッパで過ごしました。

 

贅沢は言いません。生きていければいいと言います。

外国籍の子ども達は、愛知県からの奨学金は、借りられないのです。

 

外国で暮らす難しさです。日本が好きなフィリピン人と日本人の子です。