学校の再開した2020年6月と8月に集中していた子どもの自殺。

私たちのゆずりは学園の相談も、同じような傾向が相談数に見られます。6月、7月、そして9月。その相談は、小学校、中学校に多く見られます。もともと不登校の生徒は、毎年多くいます。それでも、今までとは、様子が違う気がします。極端に、コロナを怖がる子どもも多く増えています。外に出たら、感染するかも知れないという恐怖もあります。友達から、医療関係者の家庭だと避けられるようになった子どももいます。原発事故の時のように、「ばい菌」扱いされた子どもが味わったような、距離を置かれる悲しみです。命を危険にしてまで、頑張っている親に対して、子どもは、学校でのいじめを話せません。

日本のみならず、世界でも同じようなことが起きています。

 学校現場でも、時間数が少なくなり、詰込み授業が進められています。中学1年生の相談も多く感じられます。小学校の生活とまったく変わったのに、4月5月の休校は、大きな変化に対応できず、

個人個人の辛さは、子どもによって、大きく変わります。

 派遣止めや、会社を辞めさせられた保護者・・・

今、日本中で、子ども達、大人、青年・・・みんな苦しんでいます。フリースクールの無料制度が今は使えます。この2月、私たちの学園の隣の豊橋市全戸に配布されたはなまる二月号に、ゆずりは学園の記事が掲載されました。今日も、電話が入りました。

 無料ですと、多くの子どもが通ってきます。でも、そのサービスが過ぎると、再び利用代金をもらわなければなりません。せっかく居場所が出来たのに、また学習の場が失われるかもしれません。

国や県や行政の支援があれば、救える子どもがたくさんいます。コロナ禍の今、切に願います。

子ども達の自殺を止めなければいけないです。