今年、日本では過去最高の感染数にもなるエイズです。
発症まで8年かかります。
教育現場にいた時、性教育を本腰に据えて、実施する必要性を感じていましたが、なかなか難しく、実施できませんでした。高校生の時にこそ、こうした性教育は特に大切です。3年前に名古屋大学の医学生達が授業に来てくれる機会がありました。それから去年、今年と浜松医科大学の学生による性教育授業をしています。プロジェクターを使用したり、分かりやすく性感染の話から、コンドームの正しい使用方法などを一人ひとりに丁寧に指導してくれます。彼らも後何年かしたら臨床現場に出ていきます。

こうして若いあまり年の差のない高校生との話は、大切な時間だと私も思います。今年は8人の学生が来てくれました。午前中は1年生と2年生、午後は3年生の保健学習です。どちらの授業も真剣な様子です。この授業は来年も予定しています。お互いの体と心を思う性教育はぜひ多くの教育現場でも行ってほしいと思います。

今日の中日新聞の東三河版に掲載されました。

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