有名な国立大学に通っていました。
ある時、学校から逃げ出し、家からも逃げ出し、
家族から相談を受け、ゆずりは学園で支援することにしました。
提携している通信制大学に編入。
2年後、無事大学を卒業。
それからは、私たちの仲間の会社に就職。
難しい資格取得の道を目指します。
仕事はできます。
しかし、国家試験ですので、受験しなければ免許は取れません。
仕事は出来るのです。
試験勉強もやっています。
試験当日、電車を降りて、試験会場の大学に向かいます。
かなりの人数の人々が大学に向かって歩いています。
そのころから、頭の中で何かが壊れていきます。
真っ白になってしまうと言いました。
それを克服して、やっと難関の国家試験に合格しました。
「何年かかった?」
「長すぎてわからないですが、やっと合格しました」
薔薇の咲くこの日、彼の合格を聞きました。
長い支援の日々です。