いじめはなぜなくならないのか、もうかなりの回数で私は訴えています。

学校現場の関係者の人たちに、「真摯に考えてほしい」と両親の叫びです。

4月2日のご両親の手記です。

学校現場の保身は、まず正さなければなりません。

先生方が子どもの心を受け止めなければ、いじめは減りません。

 

3月18日に、ゆずりは学園の小学校、中学校の部の卒業式がありました。

中京テレビのデイレクターの人から、電話があったのは前日の17日。

「沓名先生、名古屋の女子中学生が3月9日に自殺しました。そのことで、フリースクールの

取材をしたいのですが」

急遽、受けた取材でした。小学校から受けたいじめは、中学まで続き、見つけたゆずりは学園。

ひとりの中学3年生の卒業式が18日、放映されました。

 

3月15日、もうすでに浜松の同じ中学3年生の生徒は、自殺してしまっていたのですね

もし、彼女がこうした居場所をもっと早く見つけてくれていたらと思うと、残念です。

学校の先生のいじめで、自殺した少女は、ゆずりは学園の三河湾が見下ろせる「潮風の電話」

にいます。傷ついた心は、二度と明るさを取り戻すことは出来ませんでした。

いじめた教師は、彼女の自殺も知りませんでした。

 

加害者からの謝罪がないと、ご両親の手記にありました。

多分、学校側が、「今度はこの子たちが苦しむ、せっかく高校に進学したのだから」なんていう

理由を言っているのではないでしょうか。

 

加害者にも被害者にもしてはいけないのです。いじめは、学校で起こることが多いのです。

学校現場の学校関係者は、もっともっと真剣に命に向き合い、子どもに向き合ってほしいです。